代表的な仮想通貨「ビットコイン」が高値で推移している

代表的な仮想通貨「ビットコイン」が高値で推移している。分裂騒動から間もなく1カ月を迎えるが、大きな混乱は生じず、投資先としての安心感が回復。北朝鮮をめぐる地政学リスクが高まっていることも相場を押し上げたようだ。

　仮想通貨取引所ビットポイントジャパン（東京都目黒区）によると、直近のビットコイン価格は1単位当たり約48万円。分裂直前の7月末は30万円付近で推移しており、5割ほど値上がりしている。

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　仮想通貨は4月施行の改正資金決済法で、支払い手段として認められ、利用が広がった。その後、ビットコインは規格をめぐる分裂騒動の影響を受け、一時的に乱高下したものの、安定した取引が確認され、8月中旬に一部取引所で50万円を付けたという。

　丸井グループが大手取引所ビットフライヤー（東京都港区）と提携し、ビットコインによる支払いが可能になった。専門家によると、ビットコインのプログラムに改良が加えられ「送金時の利便性も高まった」という。店舗などでの普及が拡大すれば、投資人気はさらに高まりそうだ。　

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